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上方落語をきく会

本日、第112回上方落語をきく会昼の部に行ってきました。
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12時スタートで前座は笑福亭鉄瓶の「狸賽」、12時半からのラジオ生中継に入らないことの愚痴から入り、おなじみのネタを演じる。落ちが5の目の天神さんではなく、6の目の分身となっていたが、こちらの方がわかりやすいかもしれないと思いました。

そして、三代澤、伊藤のABC看板アナウンサーの進行でラジオ中継が始まる。

まずは、桂染弥の「ふぐ鍋」、月亭文都の「鬼の面」の二題、染弥は今秋、林家菊丸襲名予定、文都は昨年襲名といずれも上方落語の大きな看板を背負う期待の噺家です。いずれも勢いのある語りでぐいぐいと聞き手を引き込んでいくパワーを感じました。

続いて、桂坊枝の「火炎太鼓」、中トリは桂ざこばの「天災」。坊枝の話は、かっての枝雀ワールドを彷彿とさせるデフォルメたっぷりながら、夫婦愛のいじらしさがよく出ていた感動物でした。ざこばの天災は初めてききましたが、演者と登場人物とが混然一体となった彼ならではお話でした。

中入り後、桂雀三郎の「哀愁列車」、大トリは月亭八方の「猫の忠信」。雀三郎はおなじみの焼き肉食べ放題で客席の手拍子から始まり、一人傷心の列車に揺られた若者と一駅ごとに相席する客とのやり取りをショートコントのようによく練られた創作落語でした。今や大ベテランの八方はしっかりと古典落語を演じ切りました。大爆笑はありませんでしたが、安心感を持って彼の語りに聞き入ることができました。

お開き後、ヘップファイブのギャップで妻のダウンコートと私のジャケットをバーゲンで購入。アメリカンカジュアルブランドは長身の我々にぴったりのサイズでした。その後、阪急デパ地下で夕食のおかずを買って帰りました。

現在、ABCでは上方落語をきく会夜の部を放送中、会場の雰囲気もよく出ています。昼の部もこんな感じだったのでしょうね。





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