清須会議

11月もはや終盤、平日は何やかやとバタバタし、週末も予定が入り中々ゆっくりとできません。

そんな中、爽やかな好天気が続く週末、昨日土曜日は一心寺から四天王寺にお参りして、あべのハルカスで鰻料理のリッチな昼食。今日土曜日は打って変わってリーズナブルにキューズモールあまがさきで宮っこラーメンの後、ＭＯＶＩＸで今話題の「清須会議」を鑑賞。

この映画は、三谷監督初めての時代劇でかなりの思いを込めた豪華絢爛のキャストが躍動する快作です。主役はおやじ殿、柴田勝家役の役所広司と羽柴秀吉役の大泉洋、この二人の絶妙な駆け引きに加え、脇を固める配役も他の映画では主役級ばかり、それ故、皆三谷ワールドにはまり好演、怪演を繰り出す。
特に役所浩司の空気を読まないチャーミングな演技（ラッキョウ、サザエ、越前の米・カニ等）は、身につまされるものもあり、彼ならではのリアリズムを徹底したものでした。一方、大泉の秀吉は、妙に納得させるものがあり、こんな感じで天下統一を果たしたのかなと思わせるものでした。まさに「猿」のはまり役という感じでした。いずれにせよ、どちらもお見事でした。


いつの間にか、大相撲九州場所も終わりました。無敵の横綱白鵬も前日に稀勢の里に敗れたのが尾を引いたのか、千秋楽一敗同士の決戦で日馬富士にいいところなく敗れる。大横綱白鵬さえも長年にわたる精神的な緊張が維持しきれなかったのでしょうか。勝負事は難しいですね。

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