蕾膨らむ

今日４月１日、新年度の初日は日曜日です。毎年恒例の大学時代のOB会兼観桜会が京都銀閣寺近くの白沙村荘でありました。しかし、今シーズンは例年に無く冬の寒さが厳しく、桜は全く咲いていませんでした。蕾が色付きもう少しの辛抱ということでしょうか。


まあ、OB会は酒と食事があれば成り立つので２０人余りの様々な年代のOBが旧交を温めつつ、部員不足の危機にある現役へのエールを送りました。締めは三高寮歌逍遥の歌を皆で肩を組んで、歌詞カードを見ながらですが最後まで力一杯声を出しました。


昨日はヴィアーレ大阪であった米朝一門会へ。雀太、歌之助、文我、米團治、雀松の５人がそれぞれの持ちネタを披露しました。前のふたりは「道具屋」「桃太郎」といわゆる前座ネタを一生懸命に演じていて好感が持てました。文我の「猫の茶碗」はネタそのものは短かったものの、枕で昨年の東北大震災に東京で遭遇した話を淡々と面白おかしく語り、こちらの方は聴きごたえがありました。米團治の「稽古屋」は彼らしいお話ではあったものの、突き抜ける面白さが不十分で噺家としての魅力が今ひとつ感じられません。人間国宝米朝の息子としてのキャラを克服するのが中々難しいのでしょう。トリは雀松の「替り目」、酔っ払い亭主の演技がいい感じで可愛らしく、夫婦の情愛がしっかりと伝わるお話でした。


さて、先週は新年度の管理職の人事異動の内示があり、私の部下は課長代理と係長で４名いますが、そのうち３名が対象となりました。担当内の異動者の送別会が月曜日、部全体の送別会が金曜日にあり、火曜日は仕事関係者との懇親会と先週は三日宴会がありました。その間の水・木には時間を都合して、セントラルで夜トレして体調維持に努めました。

毎年のことですが、人事異動で雰囲気が変わることもありますが、そうすることによって組織としての新陳代謝を図り、厳しい環境のもとですが、仕事の停滞感を少しでもなくしていかないといけません。新年度に当たり気合を入れて行きましょう。

プロ野球は開幕し待望の球春がスタート、我が巨人は出鼻をくじかれましたが、長いシーズンが始まりました。また、フィギュアスケートの世界選手権、世界卓球の団体戦等、ビッグイベントも真っ盛りです。４月になって、桜の開花は遅れているものの、本格的な春がようやく始まります。