紋別旅行記２

紋別二日目の日曜日、朝からいい天気です。朝早く起きて初日に続き市内ラン。今回は大会のある紋別公園まで坂道を上がってから港周辺まで出てから、市街地をグルっと周りホテルに戻る。三日目の朝もラン。港沿いの道路を初日とは逆方向から走り出す（この辺りはジョグノート参照）。

日曜午前中、国立７大学の相撲大会が、色んな縁があって紋別公園特設土俵で開催。この日は紋別の市民イベント（音楽祭、バーベキュー等）も同場所で開催され、午後からは市民相撲大会も予定されていた。いわば、まちおこしの仕掛けとして、７大学相撲大会を誘致し、それがきっかけとして、市民にも還元されたということでしょう。観客で来ていた母校の山岳部OBで紋別で乳牛牧場をやっていて、相撲部の大先輩とも親しいという方から、時間があったらうちに遊びに来いとのお誘いを受けていたと現役部員から聞いて私も付いていくことにした。その方のお兄さんが別の大学のOBだったので、夕方、牧場にお邪魔したのは、別の大学の学生も入れて7名となりました。それにしてもこの日の午前中は暑い日差しがあり紋別らしからぬ暑さだったようです。屋外土俵で公園敷地に傾斜もあったので、審判以外のときは、土俵が見下ろせるビニールシートを敷いたところから観戦。おかげで前腕部がかなり焼けました。






夕方は思わぬ展開で牧場へ。そこで、放牧中の牛を追い立て、搾乳のための牛舎にいれる手伝いとなった。ようよう、牛舎に入れると、一頭一頭丁寧に乳首をきれいにして搾乳器をつけていく。学生たちは牛舎の掃除や牛の手入れ等、色々と手伝わされていました。放牧中の牛たちはよく草を食みなかなか思うように動かない。一旦道路に出る手前にぬかるみ地獄が待っていて、長靴がズボズボとはまっていく。搾乳終了後、夜も更けて牛たちは再び外に出されて眠りにつく。明かりが消えると周囲は真っ暗。今や地元では決して観ることのない星空がきれいです。作業終了後、まずは搾りたての牛乳をいただく、これがうまい。学生と先輩は一気飲みのタイムトライアルで遊んでいました。その後、家に戻り、とっておきのお酒や家庭料理をふるまわれ、西瓜も出てきて、仕上げは自家製のカツオ昆布出汁のラーメン。これが素朴な味わいで結構いけます。思わずお代りをいただきました。そうこうしているうちに夜も遅くなってきて、先輩は泊っていけばいいという感じだったが、７人もの大男が突然にお邪魔するのはやはり気がひけたし、翌朝８時にホテルを出発する予定があったので、失礼させてもらうこととし、タクシー１台を呼んで先輩の車と分乗して、ホテルに戻りました。





紋別三日目は市が手配してくれた観光ツアーです。大型バスが一台チャーターされ、３０名弱の参加でした。紋別を出発して、サロマ湖横目に見て、常呂から網走方面へ走る。最初の観光スポットは美幌峠ですが、霧に覆われて何も見えない。展望台で美空ひばりの「美幌峠」の歌碑があり、歌声がなぜかうら悲しくエンドレスに流れていました。車中、サッポロクラシックビールを飲みながら観光モードになっています。昼食は弁当が用意されていて車内食でしたが、ビールとともにいただく。そして、次のスポット、屈斜路湖に到着。ここでは砂湯に足をつけてしばしくつろぐ。このお湯がかなり熱い。日本一おいしいというソフトクリームも食べました。続いて弟子屈川湯の大鵬記念館、ここであの大横綱の栄光の軌跡を改めて確認、古き良き時代の大相撲の体現者でした。次は硫黄山。硫黄の結晶から高温の蒸気がが噴出し、硫黄くさく目が沁みます。ここではお約束の温泉卵を一個購入。そして、霧の摩周湖へ。やはり、霧で何も見えませんでした。そして、網走経由でホテルに戻って行きました。車中でDVD「僕の彼女はサイボーグ」が流され、思わず見入ってしまいました。綾瀬はるかが未来から来たサイボーグをキュートに演じていました。韓国人監督による映画なのでストーリーや時代や人物設定等に違和感はありましたが、車中で退屈しのぎに見るにはよかったのはないでしょうか。








ホテルに到着し夕食はホテルで用意してくれたしゃぶしゃぶ鍋でしたが、私と後輩の二名だったが、お肉がたっぷり４人前ぐらいあったのではないでしょうか。お腹いっぱいです。生中のあとはジャガイモ焼酎を楽しみました。

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